おのづから 花なき年の 春もあらば
何につけてか 日を暮らすべき(西行)
地元の小学校が取り壊しに。
日に日に瓦礫の山へと姿を変えて行く母校を見るのは切ないものがありました。
一緒に植えてあった幾本もの立派な桜の木。
満開の桜の下、桜吹雪の中家族で花見をした楽しい思い出。
一年に一度だけ見せてくれる美しさ。
今日、あの時の見る影は無く、切り株になった姿を見て思わず涙が零れました。
写真はつい3ヶ月前のもの。
これだけの花をつけるのに何年かかって、この開発はそれよりも価値のあるものだろうか。
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