「消えて行く春」

おのづから　花なき年の　春もあらば
何につけてか　日を暮らすべき(西行)

地元の小学校が取り壊しに。
日に日に瓦礫の山へと姿を変えて行く母校を見るのは切ないものがありました。
一緒に植えてあった幾本もの立派な桜の木。
満開の桜の下、桜吹雪の中家族で花見をした楽しい思い出。
一年に一度だけ見せてくれる美しさ。

今日、あの時の見る影は無く、切り株になった姿を見て思わず涙が零れました。
写真はつい３ヶ月前のもの。

これだけの花をつけるのに何年かかって、この開発はそれよりも価値のあるものだろうか。

「生きているあいだにあと何度の春を」

もうすぐかな、と思っていたら、この寒の戻り。
でも、ぼちぼち咲いてきたから、この週末あたりからが丁度良い具合かな。
華と珠はどこかにフラフラ。
どこかで見かけたら、たまには寄るように言ってやってください。

「源流を見つめること」

最近体調を崩すことが多い。
何故だろう？ちらっと考えてみたら色々思い当たることがありすぎて、すぐに考えるのやめました。

あきらかに体力が落ちている。
運動不足。
野菜不足。
睡眠不足。

うわぁ嫌だ。
昔思っていた「なりたくはない大人」に順調になってきている。

結局今の自分がなんとかやっていけてるのも、昔、学生時代にやっていた事が土壌になっていると感じる。
体調もそう。柔道と剣道をやっていた以前と較べて落ちたもの、それでもやはりある方の部類には入る。

しかし、なんとか持っているだけなのだ。


時々自分の源流を見直さないといけない。
流れが淀んで弱ってしまうのには、何か理由があるのだ。

見つめるべきは自分の中にこそある。